デザイン関連のセミナーに参加

ここ最近以下2件のデザイン関連のセミナーに参加してきましたので、感想を含め書きたいと思います。

▪️コンセプトアート実践講座
12/8 講師 よー清水氏

・セミナー内容
まずコンセプトアートとはどんなものなのか、その意味と役割を解説。
コンセプトアーティストは「表現力」「発想力」「スピード」「コミュニケーション力」の4つの能力が求められる。このセミナーでは「発想力」の鍛え方をよー清水氏の実際の仕事を例に紹介し、「表現力」と「スピード」をライブペイントを行い実践的に解説。

▪️生物造形とデザイン講座
12/16 講師 森田悠揮氏

・セミナー内容
CGや造形の技術的な話も交えつつ、見た人の印象に残るリアルな幻獣やクリーチャーとは何なのかを体系的に資料にまとめ、自主作品や仕事で実際に使われたモデルなどを見ながら解説。

▪️感想
コンセプトアート実践講座でよー清水氏の語っていたコンセプトアーティストの求められる能力「表現力」「発想力」「スピード」「コミュニケーション力」の4つで特に重要そうに私が感じたのは、「コミュニケーション力」でした。
クライアントがいる以上それの要望に応えなければなりません。そのためにはクライアントの求めるデザインをこちらが引き出していかなければなりません。そのため、「コミュニケーション力」というのはとても重要だと語っていました。

少し話はずれますが、前回の記事で紹介した佐藤オオキ氏の「400のプロジェクトを同時に進める佐藤オオキのスピード仕事術」という本にも同じようことが書いてありました。
仕事を向ける際にはしつこいくらいに質問をするそうです。それによってクライアントも気付いていないような問題にも気づけ、無駄のない仕事ができるのだそうです。

生物造形のデザイン講座で森田氏はとにかく物事を分析してそれをデザインに生かしているような印象でした。
特にそれを感じたのは自然界の法則をクリーチャーデザインに取り入れ、それによりリアリティのあるクリーチャーデザインをしていることです。
感覚だけではなく、科学的に証明されたことをここまでデザインに生かすまでに自身で導き出せたのは本当にすごいと思います。

また、意外にも2つのセミナーには共通点が存在しました。それは、どちらの講師もデザインを考える上でマインドマップを使用していました。
マインドマップとは、キーワードなどを中心に置き、そこから放射状にキーワードを広げていき思考を整理していくというものです。
結局どのデザインの分野も考え方は同じなのですね。

今後も参加したセミナーは、ブログにしていきたいと思います。